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マラソン大会(2) ~山奥でアットホームなマラソン大会~

初めての10kmマラソンに出てから約2ヶ月後の2016年12月中旬に、2度目のマラソンに挑戦した。
今回も距離は10km。その上のハーフマラソンはまだまだ敷居が高い。

山奥ののどかな町で行われたマラソン大会は、約1000人の参加者ということで規模としてはそれほど大きくないものなのだろう。
しかし、タイム計測や順位表彰もちゃんとあるので、前回の大会よりはかなりマラソン大会っぽい雰囲気である。

コースは、公民館の前を出発して渓流沿いに山に入っていき、山を出てからは町の中を走って公民館に帰ってくる。
折り返し地点の無い、ぐるっと周ってくる周回コースだ。
前回の初10kmマラソンでは予想外の1時間切りを達成できたので、今回の目標は前回を上回るタイムを出すことだ。
今回のレースは、計測チップをシューズに取り付けて計測する。これも初めての経験。

ここ一月くらいは普段のランニングも10km走ったりしているので、距離に不安はない。
ただ練習では10km走るのに余裕で1時間以上かかっている。初マラソンで1時間を切ったのが噓のようである。
まあレースだから練習よりは早く走れるだろうとたかをくくっていた。
前回もそうだったし。

朝10時、スタートの号砲とともに勢いよく走り始めた。
とりあえず周りの人々についていく。なんか早い感じ。最初からちょっときつい。
1km地点の標識があった。ちらりと時計を見ると5分20秒くらい、、、早過ぎね!?
こんなペースで走ったのは初めてだったので、非常に不安になる。

そこから徐々に上りで山に入っていく。上がり切った後は結構長い下り坂で、それが終わると山を出て田んぼ道から町中へ入って行く。
沿道のあちこちで地元の人たちが応援してくれるのが、なんだか気恥ずかしい。

1kmごとに標識があるのだが、時計は見ないようにしていた。
なんとなく近くを走っていた人をペースメーカーに仕立て上げ、追いかけるように走っていた。
かなり苦しい。普段は苦しくなるほどのスピードでは走らないので、今日は間違いなくいつもより速いスピードで走っているのだろう。

9km地点を通過。ラスト1km。
苦しいのに止まらずに走り続けられる自分が不思議だった。
それどころかラストスパートをかけようという気力すら残っていた。
もちろんスピードを上げてスパートをかける体力は残っていないから、気持ちだけラストスパート。

それでも、ゴール近くでは最後の力を振り絞って5、6人は追い抜いてゴールした。
タイムが書かれた完走証を受け取ってびっくりした。50分47秒!

またもや衝撃の奇跡が起きたのだった。